くらくらの空 ― 2012/08/21 20:20
紫外線が肌にもろ突き刺さってくる感じでした。暑さも絶好調。
高空に掛る飛行機雲も長く尾を引かず、ほんのちょっぴりだけ。 容赦のない陽射しが照りつける午後。
日陰が大好きなサトキマダラヒカゲは、当然の事の様に木立の暗がりでひっそり。 夏のトンボ・シオカラトンボは暗がりに逃げ込まず、明るい陽射しの下。
そうするには当然理由があります。
水草に止まるこれも、ただぼーっと翅休めをしている訳ではありません。 同種の雌・ムギワラトンボが近づくや、さっと飛び立ち、たちまちこうなりました。
下方雌の頭をがしっと押さえ込んでの交尾体勢が完成です。
夏の終わりが近づいた今、こんな熱いシーンを頻繁に目にする様になりました。
※8/21に都内で撮影