バリエーション・バッタ ― 2012/09/08 21:40
歩を進める度に、飛跳ねる者 或は 翅をばたつかせて飛び去る者の数多し。
それぞれが個性豊かで楽しめます。
▲見応えと言う点ではやはりショウリョウバッタでしょうか。
何よりもその体長。日本最大のバッタとしての貫禄さえ感じられます。 身体の長さだけでなく、後脚の長さもぴかいちです。
で、こんな器用な格好もOKと言う訳。脚が長いと便利です。 こちらはショウリョウバッタのイミテーション。
何しろ名前がショウリョウバッタモドキ。
確かに似ていると言えば似てるけど、何かもう一つぴりっとしない姿の様にも・・
モドキは所詮モドキって言う事でしょうか。 ぴりっとしないと言えばクビキリギスの姿も同様です。
何だか捕らえ所の無い形。動作にもきびきびとした雰囲気が感じられません。
でも油断厳禁。
うっかりつかむと噛み付いて、自分の首がもぎれる迄放さないと言うから怖い。 私の観察地で今最も多く目にするバッタがオンブバッタです。
このバッタの面白い点は環境に合わせ、様々な擬態色を身にまとえる事。
これは緑にピンクの縁取り。一寸複雑な色が混じる草むら対応の迷彩でしょうか。 こちらは完璧な枯れ草対応タイプ。
この色合いだと、枯れ色が増す秋の遅い時期迄大丈夫って言う感じです。
※9/6と9/8に都内で撮影