ライバル出現2012/10/26 19:11

ライバル出現
草むらの昆虫探索に手ごわいライバルが出現しました。
チュウサギ。真剣な目つきで足下の繁みを探り歩きしていました。
その姿は被写体を探す私と同様かも・・でも目的は大違い。ずばり食う事です。
他のサギが魚やカエル等を好むのに対し、こちらは昆虫嗜好の食性とか。
それでなくても数を減らしている昆虫達。どうかお手柔らかになんですが・・
コバネイナゴ
チュウサギが真っ先に狙うのはこのあたりでしょうか。
コバネイナゴ。今最も頻繁に目にする飛跳ね系です。
今日も水草の葉でダイナミックな食いっぷりを見せていました。
ツチイナゴ
今は数多いコバネイナゴですが、所詮晩秋迄の期間限定です。
一方このツチイナゴはこの先年を越しての長いおつきあいとなります。
厳しい冬を越す前に、暖かな陽射しを目一杯浴びておこうと言う算段みたい。
ところでこの個体、何らかの理由で右後脚を失ってしまった様です。
この身体で無事年越しを出来るのか・・かなり気掛かりです。
アカタテハ
太い木の幹に地味な蝶が止まっていました。
この先枯れ色がひろがる自然の中では、強力な保護色になりそうなモノトーンです。
でもこの蝶・アカタテハには意外な隠し技が・・
アカタテハ
翅をぱっと開くとこの通り。
鮮やかなオレンジ色の斑紋が目に飛び込んで来ます。
自分を狙う者へのショッキング効果を狙っているのでしょうか。
それとも異性へのアピール?。
成虫での越冬も可能な蝶です。その為にはそれなりの身繕いが必要な様です。

※10/26に都内で撮影