つのる寒さに2012/12/11 20:24

つのる寒さに
ここに来ての冷え込みは、自然の情景を半月以上先の物に変貌させている感じです。
正午を過ぎても、池に張った薄氷が融けきっていませんでした。
このペースで行くと、正月の頃にはいったいどうなることやら・・
セイタカアワダチソウ終焉
つのる寒さは秋の草に決定的なダメージを与えている様です。
空に突き上がっていたセイタカアワダチソウも悲惨な姿に変わっていました。
さて、その他の秋の草は?・・この例から推して知るべしですね。
ヘクソカズラの実
ヘクソカズラの実が渋い輝きを放っていました。
好感度ではいま一つの野草なんでしょうが、秋の終わりに成る実の趣は中々です。
室内の飾り物にしてもいいかなと思う位。しかしやはり臭うんでしょうね。
ナナホシテントウの日光浴
冬枯れ状態に変貌した野には、生きる物の姿も絶えてと決めつけるのは早計です。
元気印の昆虫ナナホシテントウもちょくちょく顔を見せてくれます。
但し他の季節の様に忙しく動き回る事はなく、日光浴を最優先にしている感じ。
この個体も陽射し満点の幹の南面で静止していました。
身体の重みでひっくりかえらないのか、一寸気になる姿勢でしたが・・
ナナホシテントウの日光浴
こちらはからからに乾いた落葉の上。安定度は抜群です。
しかし陽もだいぶ西に傾き、日光浴の効果も薄れ始めた様です。
そろそろ葉っぱの裏に隠れる頃合いでしょうか。

※12/11に都内で撮影