見晴らし良好で・・2012/12/14 23:21

見晴らし良好で・・
葉を散らし尽くした木が増えるにつれて、見晴らしがかなり良くなって来ました。
葉っぱの陰に隠れて見つけ難かった留鳥の姿も白日の下に・・
今日多く目にしたのがメジロ。低い声で鳴き交わして枝から枝へ飛び回っていました。
さて真剣な目つきで見つめているものは?。
メジロが食らう
狙いは枝にたくさん付いている冬芽でした。食い気たっぷりでついばんでいました。
春に備えて付けた芽を、真冬を迎える前に食べられてしまうとは・・
木にとっては本当に困った訪問者と思われます。
シジュウカラの採餌
シジュウカラも、これからの時期、人の目にふれる事が多くなる小鳥です。
今の時期の活躍の場は、一面枯れ色に変わった水草(ヨシ)の繁み。
そこでぱちぱちと言う乾いた音を耳にしたら、この鳥の仕業と思ってほぼ外れなし。
何をしているかと言うとこれ。
枯れた茎をくちばしでつつき割って、中に潜む何かを捕食しています。
シジュウカラの食い跡
採餌が終わった後には、こんな痕跡が残されています。
主な獲物は植物の敵でもあるカイガラムシあたりでしょうか。
だとすれば、ヨシにとっては有り難い存在の筈。
しかし枯れた後と言うのがいかにも惜しい。
オオカマキリの卵のう
シジュウカラの大好物と言えばこれも忘れることが出来ません。
カマキリの卵のう。これは枯れ茎に産みつけられたオオカマキリのものです。
ボリュームたっぷりで目立つし、つつき易そうな質感だし・・
この卵のう、無事にこの冬を越せるのか心配になって来ました。

※12/14に都内で撮影