残雪の野で2013/01/20 19:44

残雪の野で
一年の内で陽射しの力が最も弱まる時期が今なのでしょうか。
降雪後ほぼ一週間を過ぎても、地表の残雪が完全には融けきっていません。
週明けには再び降るかもとの予報も出ています。
積み増しにならないか、一寸気がかり。
オオカマキリの卵のう
雪の影響で、野鳥達の食料事情も厳しさを増した様です。
手近に見つけられる場所にあるカマキリの卵のうの被害が拡大中です。
数日前には無傷だったこのオオカマキリの卵のうも側面から食い荒らされていました。
オオカマキリの卵のう
低木ユキヤナギの枝に産みつけられたこれはもっと派手にやられていました。
犯人はシジュウカラあたりでしょうか。
親カマキリ達の労作も、こうして淘汰されてしまう運命の様です。
モズの採餌
雪が融けた後に広がるのは枯れ色主体の地面。冬鳥達の活躍の場です。
今日目にしたのはモズ。この観察地でちょくちょく出会う一羽です。
いつもの様にじーっと地面を見つめていましたが、突如大物をゲット!。
くわえているのはミミズ。まさにしてやったりと言った表情でしょうか。
地中に潜む獲物を的確に見つける狩猟能力。小さいながら猛禽類の面目躍如ですね。

※1/20に都内で撮影