実りの頃に2013/04/19 20:57

実りの頃に
春の到来を告げたナノハナも終盤。黄色い花が僅かに残るだけになりました。
花に変って目立つのが、種子(いわゆる菜種)を収めた鞘の存在感です。
その重さのせいもあるのでしょうか。うなだれた茎を多く目にしました。
カワラヒワ・雌
カワラヒワ。数羽がナノハナ畑に忍び込み採餌していました。
この鳥の好物は色々な植物の種子とされています。
ナノハナ畑の実りの時を的確に察知して、グループでやって来た様です。
カワラヒワ・雄
これは4/16に、今日の場所の近くで撮影した個体で、オスと思われます。
全体的に地味な体色ですが、羽根に配された黄色い模様が目立ちます。
きりりりと高い調子であげるさえずりも可愛らしい。
カラスノエンドウの豆果
草原の野草にも実りの時がやって来ました。
これはカラスノエンドウの豆果。エンドウと言う名前が納得出来る形です。
豆とは言え、人は食用にしないので、放置されて黒くなってしまいます。
ところでカラスノエンドウって言う名前の由来は?
黒化した様子をカラスに見立てた命名なのか、カラスしか食べないからなのか。
カラスが食べているのを見た事はないので、後者は大分無理がありそうですが・・
なお、標準和名はヤハズエンドウとなっています。

※4/19に都内で撮影 参考画像は4/16に撮影