巻雲漂う空の下 ― 2013/05/12 20:57
樹々の緑も新緑から次の段階に進んだ様に思えます。 予報では暫くは好天が続きそうです。
今日多く見られたのが、高気圧の象徴とも言える巻雲。
雨を降らせる心配のないこう言う雲ならいくら掛かってもいいなぁ・・と。 地上の風景は急速に夏への変貌を遂げつつあります。
背高の水草の緑色が、冬の名残である枯れ色をほぼ駆逐しつくした感じ。
様々なトンボが飛び交う舞台の準備が整いました。 草むらにも夏から秋に掛けての主役の一つがいよいよ誕生しました。
オオカマキリの幼虫です。
昨年秋に産み落とされた沢山の卵鞘がいよいよ孵化の時期に入った様です。 小さいながら、鎌をかざしてのファイティングポーズは既に一丁前。
好奇心旺盛な感じで辺りをきょろきょろと窺っていました。
既に誕生済の小昆虫にとっては、うかうかしていられない日々のスタートです。 季節の進展を実感したのが、ポプラの葉に止まっていたこのヤブキリ幼虫です。
身体付きもかなりがっちりした感じ。お尻には鋭い産卵管も生えていました。
これ迄の草食性から一転、他の昆虫を食べる肉食性に既に変っているかも知れません。
※5/12に都内で撮影