ドジな赤鬼の正体2013/06/01 20:41

ドジな赤鬼の正体
今日も出会えたホシベニカミキリ。
紅色の身体に黒い星を散りばめた視覚的アピール度の高いカミキリムシです。
でも動作の方は、どうも身体の格好良さにそぐわない感じ。
今日も草の上で、のそのそ、もたもたやっていました。
私の接近に気づいて飛び上がろうとしますが、何度やっても失敗。実に格好悪い。
ホシベニカミキリ
もたもたしているのをこれ幸いと、顔面迫写を一枚。
動きが敏捷な昆虫の場合、こんなショットは中々撮らせて貰えません。
それにしても、この顔、ずばり赤鬼のそれを連想してしまいました。
顔は鬼なのに、やることはドジだなぁと・・
食害をするホシベニカミキリ
タブノキの幹で見たこの光景で、このカミキリムシに対する認識を改めました。
凄い勢いで樹皮に食らいついています。
顔面迫写でも判る頑丈なハサミ状の口吻はまさにこの為だったんですね。
食害をするホシベニカミキリ
一寸離れて見るとこの通り。
たった一匹でこんなに広い範囲を食害するなんて、何とも恐るべきパワーです。
草原で見たドジな姿とのギャップにただ戸惑うばかり。
あれは、たまたま木からころがり落ちて、途方にくれた仮の姿だったんですね。
なおこうして樹皮を剥がした部分に産卵をする習性がある様です。
タブノキにとっては実に困った存在と思われます。

※6/1に都内で撮影

梅雨晴れ続く2013/06/02 22:08

梅雨晴れ続く
梅雨時とは思えない空の表情に戸惑いを覚えました。
こんな日ばかりだと、今度は水不足の心配も出て来そうな予感が・・
アジサイ
雨が似合う花も、三日連続の晴れ日に一寸戸惑いの表情か。
花を見るこちらとしては、この微妙な色に戸惑いを覚えましたが・・
アカバナユウゲショウ
旬の花のひとつアカバナユウゲショウ。草原の片隅でひっそり咲いていました。
ほっとする色・形で、もっと注目を浴びてもいい花だと思うのですが・・
そんな自己主張を一切しない控えめな花なんですね。
ショウリョウバッタの幼虫
まだ小さ過ぎて目立ちませんが、夏の主役・飛び跳ね系昆虫も続々誕生中です。
その代表格がこのショウリョウバッタ。ぴんぴん飛び跳ねて、とにかく元気。
芝生の様な短い草が生えた場所で多く目にする事が出来ます。
イナゴの幼虫
イナゴの赤ちゃんにも出会えました。
クズの葉の葉脈や繊毛と比較しても、いかに小さいかが判ります。
しかしショウリョウバッタと同じく元気いっぱい。跳躍力も中々です。
アシグロツユムシの幼虫
元気さとしては今いちだけど、アシグロツユムシの赤ちゃんも生まれました。
夏の草原を活気づける昆虫ベビーの誕生で、昆虫シーズンもいよいよ佳境に・・
梅雨が明ける頃には、揃って逞しい姿に成長して目を楽しませてくれる筈です。

※6/2に都内で撮影(イナゴとツユムシは6/1に都内で撮影)

水は心配だけど・・2013/06/03 22:19

水は心配だけど・・
今日も続く梅雨晴れ。そろそろ水不足の事が心配になり始めました。
稲などの農作物の生育には欠かせない水。ちゃんと帳尻が合う事を願うばかり。
気がかりは別にして、この晴天続きは、初夏の自然観察にとっては嬉しい事態です。
賑やかになって来た昆虫を観察する為、いつもの観察地を歩きました。
オオカマキリの幼虫
強い陽射しを受けて、葉っぱの上に落ちたオオカマキリ幼虫の影もくっきり。
まだまだ情けない位に小さいのですが、伸びしろは十分。
梅雨明け頃には、他の昆虫に脅威を与える存在に成長している筈です。
ヤブキリ幼虫
他の昆虫に脅威を与える存在が既にデビューしています。
ヤブキリの幼虫。身体付きも大分がっしりして、背中には翅も生え始めていました。
この怖い顔つきから察すると、草食性から肉食性への転換が既に始まった様です。
サトキマダラヒカゲ
そろそろ樹液が出る頃かなって、タブノキの幹にサトキマダラヒカゲがふわりと・・
でも残念ながら、当てが外れて、一寸がっかりって言う感じでした。
決して派手ではありませんが、趣のある斑紋を持つ中々に魅力的な蝶です。
名前の通り日陰を好む蝶ですので、暑いに日に木陰に逃げ込むと良く出会えます。
ギンヤンマの飛翔
水辺では各種トンボたちの活動がいよいよ活発になって来ました。
そこに君臨する王者とも言える存在がギンヤンマ。
自分の縄張りに入る他のトンボへの追い払い行動を、執拗に繰り返していました。
一時も休まずに飛び続けるその姿。
何だか悲しい星のもとに生まれたトンボの様にも思えてしまうのですが・・

※6/3に都内で撮影

降り注ぐ陽射しを受け2013/06/04 23:29

降り注ぐ陽射しを受け
燦々と降り注ぐ陽射しを受け、夏のトンボの動きが活発でした。
真っ赤な体色のショウジョウトンボ。他のトンボとの縄張り争いに疲れて一休み。
名前のショウジョウは、顔が真っ赤な中国の伝説上の動物・猩猩に由来するのだとか。
確かに鼻面まで徹底して真っ赤ですね。
ショウジョウトンボ
このトンボは、真夏の炎天下では、お尻をぴんと跳ね上げる習性があります。
今日はご覧の通り、まだ水平状態のまま。
陽射しは強いのですが、爽やかさがまだ残る今の時期の空気を物語っていました。
ツチイナゴ
短い草が生えた場所で出会ったのは、ツチイナゴの成虫でした。
成虫のまま冬を越して来たとても長寿命なイナゴです。
厳しい寒さを乗り越えた身としては、今の気候を抜群の過ごし易さと感じている筈。
しかしこのイナゴに残された時間はそれ程長くはありません。
ここ迄生き延びた上での最後の使命・繁殖行動を終え、姿を消す日も近い筈です。
カタツムリ
梅雨晴れの陽射しを歓迎する物もいれば、参ったなぁと感じている物もいます。
日陰になる場所の葉裏に逃げ込んだカタツムリ。
予報を見ても、当分はこんな状態の避難生活を強いられそうです。

※6/4に都内で撮影

カルガモの雛は今 Vol.32013/06/05 19:08

カルガモの雛は今
久しぶりに12羽のカルガモの雛がいる公園の池を覗いてみました。
よちよち泳ぎだった雛たち。暫く見ない内に、随分大きくなったなぁとびっくり。
比較画像で見ても、その違いがはっきり判ります。
上は今日6/5撮影、下が5/28に撮影した画像です。
ぬいぐるみみたいな可愛らしさは、残念ながらなくなってしまいましたね。
12羽の雛
気になるのは雛の頭数。
今迄の例で行くと、カラスや猫に襲われて、数を減らしてしまう事が殆どでした。
この画像には母親は写っていませんので、雛の合計数が確認出来ます。
一寸数えにくいのですが、ばっちり12羽写っています。
良かったねぇ・・
気が抜けない母親
この雛達は、子育て上手な母親に恵まれた様です。
雛達の餌取りを、陸に上がって見守る母親。
外敵の接近を決して許さないぞと言う毅然とした表情が窺えました。
母親が目を離しても大丈夫となる迄には、あともう少しでしょうか。
ラッシュが心配
それにしても、この池はそれ程大きなものではありません。
12羽の雛がこのまま順調に成長したら、ラッシュ状態になりそうな予感が・・
さて、この先どういう事になるのやら。

※6/5に都内で撮影(参考に5/28撮影分を併載)
※5/29、5/27、5/22の記事にもカルガモ画像を掲載しています。