キリギリス系の現状は ― 2013/07/28 20:15
草むらの奥に身を隠し、チョンギースと言う鳴き声を盛んに発しています。
しかし、同じキリギリスの仲間でも、成長度合いにかなりの差が見られます。
▲これは、サトクダマキモドキのメスの現状です。
お尻の産卵管は既に一人前ですが、背中の翅はまだ大分寸足らず。
まるで、天使の翅みたい。 邪魔じゃないかと思える程の長い産卵管を付けていたのは、クサキリの雌。
こちらも翅の伸び具合が後もう一歩という感じでした。 近くの草の繁みにはオスも潜んでいました。
私の接近に気づいても、もそもそと草の陰に潜り込むだけ。
こちらも、自慢の飛翔力を発揮する迄には翅が発達しきれていない様です。 緩慢な動きをこれ幸いに顔面迫写を一枚。
”この野郎” って睨み返された気分。 アシグロツユムシの幼虫は、まだ完璧に赤ちゃん体形のまま。
活躍の場は、暑さが治まり本家キリギリスの声も止んだ秋の草むらでしょうね。
※7/28と7/27に都内で撮影