高原の蝶たち2013/08/02 21:04

高原の蝶たち
信州への旅の目的の一つは、普段の東京の観察地にはいない蝶の観察です。
しかし、今回は雨の影響もあり、手応えはいまひとつでした。
それでも、澄んだ空気の中での蝶探しはワクワク度抜群。楽しみました。
▲ヒョウモンチョウの仲間は、夏の高原を活気づける存在です。
綺麗に開いたノアザミとの組み合わせで一枚。
ヒカゲチョウ
モノトーンの斑紋に眼状紋がくっきりのヒカゲチョウ。
名前からは日陰を好む様に思えますが、決してそんな事はありません。
明るく開けた草地を活発に飛び回っていました。
ヒメキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリの求愛シーンを数多く目にしました。
前方のメスのお尻に迫るオス。
メスは翅をぶるぶると震わせて、何らかの意思表示しています。
これは低地のセセリチョウの仲間でも良く見られる行動です。
OKなのかNGなのか、良く判りませんが・・
イカリモンガ
鼻先が尖っているし、これは間違いなくテングチョウだなと確信して一枚。
でも帰宅して調べたら大外れ。イカリモンガと言う名の昼行性の蛾でした。
図鑑の解説でも、一見テングチョウに似ているので注意が必要だって・・
ミドリシジミ
斑紋のオレンジ色がチャーミングなミドリシジミ。
出来れば、名前にある表翅の緑色を目にしたかったけれど、残念!
カメラに気づいて、さーっと飛び去ってしまいました。
慣れない撮影地では、中々思う様には行きません。
クジャクチョウ
フジバカマやヨツバヒヨドリは多くの蝶を惹き付ける花です。
この高原ではまだ開き始めと言った感じで、蝶の賑わいも期待はずれでした。
そんな中、目を楽しませてくれたのがクジャクチョウ。
鮮やかな斑紋が緑の空間の中で、一際映えていました。
さて、この花を好む蝶と言えば、何をおいてもアサギマダラ。
それとの出会いがこの旅の主目的でもあったのですが・・

※7/29と7/30に信州の高原で撮影

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