再会を信じたい ― 2013/08/22 22:34
今日草むらでその幼虫に出会えました。この先、長いお付き合いになるイナゴです。
真冬の寒さに耐えられる立派な体形の成虫になる為に、今は多食の期間の筈。
小さいけれど、丸まると太った逞しい幼虫でした。でも気になる点がひとつ・・ この幼虫、何故か頭部の触覚が一本しかありません。
危険が多く潜む草むらでは、感知機能の欠落は結構なハンデになりそうな気も・・
でもきっと大丈夫。来年には越冬開けの姿に再会出来るものと信じたい。
一角獣みたいなこの姿、しっかり記憶にとどめておこうと・・ コバネイナゴ等、普通のイナゴは、秋の終わり迄の命。
既に成虫になった個体を多く見かける様になりました。
幼い頃は草むらが生活の場、これからは水辺に生えるイネ科の草に居を移します。
今はまだそれ程でもありませんが、食い跡だらけの葉を目にするのももうすぐ。 イネ科の水草は、イナゴだけでなく秋の昆虫たちにとっても貴重な食料源です。
と言う事で、それを狙うオオカマキリもスタンバイ体制に・・
今日見たこれは、かなりの脱力ポーズでした。
相手を油断させて、素早くキャッチと言う魂胆でしょうか。
※8/22に都内で撮影