入れ替わった空気に2013/09/23 20:34

入れ替わった空気に
秋の彼岸に時を合わせて咲くヒガンバナ。今年もカレンダーに忠実でした。
”暑さ寒さも彼岸まで” ずばり言い当てているなぁと感心させられます。
今日、東京では気温が終日25℃を超えなかったらしい。
秋の草揺れる
時折吹く風も北から。それを受け水草の穂が優しく揺れていました。
夏着のままでは肌寒さを感じる位、空気が秋のそれに完全に入れ替わった気がします。
ナナホシテントウ
人の感覚で過ごしやすさを感じる時期になると、多く目にする様になるのがこれ。
秋の草に止まるナナホシテントウです。
獲物となるアブラムシの数も増えて、この先増々活躍の場がひろがりそう。
Vサイン二つ
草むらで目にしたVサイン2つ。御馴染みオンブバッタのカップルです。
バッタの世界の主役は、ショウリョウバッタからこのバッタに交代したみたい。
派手な動きを見せないので目立ちませんが、目を凝らせば幾らでもって言う感じ。
枯れ色ばかりの晩秋の草むらでも生き続ける息の長いバッタです。
トノサマバッタの顔面
”何言ってるんだい。バッタの世界の主役は相変わらず俺様だよ” って・・
カメラを睨みつけているのはトノサマバッタ。正に貫禄十分。
でも、動きには今ひとつ元気が見られません。冷え込みには意外と弱いのかも・・
翅を開いたムラサキツバメ
雲が途切れて陽射しが戻った草むら。そこで目にした嬉しい光景です。
ムラサキツバメの開翅シーン。陽射しの暖かさを受けようと目一杯開いていました。
翅に傷みが見られるのは残念ですが、特徴的な青紫の斑紋を目にする事が出来て幸せ。
参考に先日出会った同種蝶の画像を下に掲載します。
翅を閉じたムラサキツバメ
翅を閉じるとこの通り。裏と表がこうも違うかって言う感じ。
リラックスしないと魅惑的な斑紋を披露してくれない所が、この蝶の気難しさです。

※9/23に都内で撮影(参考画像は9/19に撮影)