雨がやんだら2013/10/21 21:07

雨がやんだら
昨日の雨の置き土産・大粒の水玉が行儀良く並んでいました。
今日日中は陽射しの戻りもありましたが、明日以降の予報はお日様マークが消滅。
すっきりした秋空の安定は、しばらく望めそうにありません。
ミソハギの草紅葉
秋雨の連続が季節の歩みを加速させている様です。
赤く色づいた草の葉を多く確認出来る様になりました。
これはミソハギの葉。枯れてしまった花の代わりに今は葉っぱが頑張っている感じ。
ツバメシジミ
草紅葉が更に進むと、秋の昆虫シーンもいよいよ幕を下ろす時がやって来ます。
その事を予告している様な蝶に出会う事も度々です。
このツバメシジミもその一つ。くっきり鮮やかだった斑紋も大分色落ちした感じ。
吸蜜や繁殖行動の為に忙しく秋の野を飛び回って来た結果です。
とらわれの身のアキアカネ
一雨ごとにアキアカネの数が減って行く様に思えます。
木の枝先を見あげても、発見出来る確率がかなり低くなってしまいました。
そんな中、見かけた光景がこれ。蜘蛛の糸に掛かったアキアカネです。
草の繁みで雨を避けようとした時に起きたアクシデントの様に思えます。
こうして次第次第に数を減らすアカネ。自然に生きるものの宿命なんでしょうね。
ツマジロカメムシの幼虫
寂しさが募る草むらですが、これから成虫になる幼い個体を目にする事もあります。
成虫で越冬するものも多いカメムシの仲間の幼虫もその一例です。
今日出会ったのはツマジロカメムシの幼虫。
小粒だけど見応えあり。真新しい10円銅貨みたいな輝きが印象的でした。

※10/21に都内で撮影