深まりを感じる ― 2013/10/31 22:30
この先、一気に秋がその歩みを速めて行きそうな予感が・・ ここにも勢いを失った草が・・
そこに止まっていたのは、翅がよれよれになったウラナミシジミでした。
秋に入って多く目にしたこの蝶にも、いよいよ終焉の時が近づいている様です。 ムラサキシジミは翅を開いて日光浴の最中でした。
しかし表翅に浮かぶ青紫色の斑紋も、もはやうっすらとその痕跡を残すのみ。
これまでの活発な活動で、殆どがはげ落ちてしまった様です。
秋が深まるにつれ、この様に疲れ果てた蝶を目にする機会が増えて行きます。 一方マルカメムシは現役継続中。と言うかむしろその数を増やしているみたい。
小粒ながら発する匂いは強烈。草むらを歩いていても、すぐに存在に気づきます。
成虫での越冬も可能な種なので、秋の深まりは関係ないと言う事の様です。
※10/31に都内で撮影