劇的に冬へ ― 2013/11/11 22:02
午後3時前迄は穏やかな秋晴れ。しかしその先は・・
まずは秋晴れの時間帯に撮影した画像を数枚。
▲豊かな陽射しに、クヌギの黄葉が浮かび上がっていました。
秋の深まりを感じさせてくれる味わい深い色合いと感じます。 南からの微風を受け、水辺のヨシの穂がゆったりと揺れていました。
曇天の日には陰鬱な雰囲気さえ漂わせますが、今日は軽やか。
つくづく陽射しの有り難さを感じました。少なくともこの時間帯までは・・ 陽射しの有り難さを実感している者がここにも・・
日向ぼっこ中のアキアカネ。今の時期の定番とも言える平伏ポーズでした。
止まっているのは鋼鉄製構造物のフラット面。
陽射しによる暖まり効果を多少は享受出来るのでしょうか。 まだ緑が残る草地で出会ったのは、ヨモギハムシでした。
秋のかなり遅い時期迄目にする事が出来るロングランタイプの甲虫です。
今の時期は、大きなお腹の産卵前のメスを多く見かけますが、これはノーマル。
無事産卵を済ませた後なのかも知れません。 陽射しいっぱいの自然観察でしたが、それを中止せざるを得ない事態が突然・・
北の方角から流れて来たネズミ色の雲が、青空を覆い隠し始めました。
そして襲って来たのは、地面を叩き付ける様な雨と強風でした。
雨は短時間であがりましたが、風は止まず。そしてこの風が大いに曲者。
強い寒気を含んだ北風で、気温を急激に低下させるパワーを秘めていました。
東京の気温も一気に一桁台に。本当に劇的に真冬に突入した感じです。
※11/11に都内で撮影