群れて飛ぶ2013/12/03 21:36

群れて飛ぶ
寂しくなるいっぽうの地上の自然に対し、冬の空は結構賑やかです。
やかましいさえずりを交わしながら青空を横切って行ったのはムクドリの群れ。
ここに来て頻繁に目にする様になりました。
ユキムシの群れ
今の時期、自然観察の途上で良く目にする光景がこれ。
人の行く手を阻む様にふわふわと集団で飛び交います。
小さ過ぎて実体が良くつかめませんが、これも昆虫の仲間・ユキムシです。
北海道では、この様な飛翔を目にすると、いよいよ雪が近いなと感じるらしい。
東京の場合は当てはまりませんが、冬到来を告げる物である事には違いない。
オオカマキリのハンティング
ユキムシが飛ぶ頃になると、草むらの寂しさがより一層増すのは例年のこと。
今日もあまり期待しないで歩きましたが、それなりに元気な物もいて一安心。
草薮の陰で逆さまになっていたオオカマキリ。自慢の鎌で何かをがっしり。
色、形から見て、どうやらスズメガの一種の幼虫らしい。
この食欲がある限り、まだ当分は大丈夫そう
クマバチの吸蜜
太っちょのクマバチも現役続行中でした。
花の数が大分減ってしまい、大変そうですが、咲いてさえいれば、即この通り。
いつもどおりのダイナミックな食事シーンを目にする事が出来ました。
ツマジロエダシャク
ひらひらと飛び去るものあり。久しぶりに蝶に出会えたかなと思いましたが・・
後を追って確認してみたらこれ。蛾の一種・ツマジロエダシャクでした。
陽射しが豊かに降り注いでいて日光浴に最適なのに、逃げ込んだのは何故か日陰。
やはりこの辺が、蝶とは違うところですね。

※12/3に都内で撮影