手応えは減ったけど2013/12/05 21:22

手応えは減ったけど
冬本番を迎え、自然観察の手応えも減少の一途と言う感じになって来ました。
上へ下へと視線を巡らせても、これと言った物はさっぱり。
傾いた西日を受けた自分の影と遊ぶしかないなんて、余りに寂しい。
空を見上げる
・・って言う訳で、たまには真上を見上げてみようと試した結果がこれ。
まだ多くの葉を残すポプラの高木。遠近感が強くついて結構迫力あり。
しかし、見ている内にも、はらはらと葉を散らしていました。
正面に見える木の様な、冬姿に変るのももう時間の問題と思われます。
木の芽とアリ
手応えがないと諦めてばかりもいられません。
この先は、春を待ちわびて息を潜める自然にも関心を寄せていかないと・・
例えば木の冬芽。形は様々ですが、それぞれが個性的で楽しめます。
二番目の芽に止まっているのはアリ。興味しんしんで芽を観察しているみたい。
あわよくば巣に持ち帰ろうと言う算段かも・・冬になっても元気ですね。
ツマジロカメムシの幼虫
春を待ちわびているのは木の芽だけではありません。
卵やさなぎの形で越冬する昆虫が多い中、幼虫として冬を越す種もあります。
例えば、このツマジロカメムシもそのひとつ。
出会いは陽射しが豊かな日限定。日向に出て来て日光浴をする姿を確認出来ます。
オオカマキリ
今日も出会えたオオカマキリ。いつもと同じ場所、同じ時間帯でした。
のんびりと日向ぼっこ中のところを失礼して一枚。
ちょっと威張っていて怖い相手だけど、会えなくなるのは寂しい限り。
寒風吹きすさぶ日の到来が、出来るだけ先になることを願いたい気持ちです。

※12/5に都内で撮影