気持ちが沈む日に ― 2013/12/23 21:05
冬晴れの日は気持ちも軽いけど、こんな空の日は気持ちが沈んでしまいます。
長い冬には避けられない事ですが、出来るだけ少ない方がいいなぁと・・ 水辺の草は枯れ色一色。強い北風に吹かれて倒れる日も間近と思われます。 そんな水草の茎にチョウセンカマキリの卵鞘が産みつけられていました。
周りにあった穂綿も殆ど飛ばされてしまい、剥き出しの状態に変っています。
野鳥の鋭い目を以てすれば、こんなのを見つけるのは朝飯前って言う感じ。
果たして無事春を迎えられるのか、かなり気掛かりな光景でした。 昆虫達の冬越しのスタイルは様々。
ヨモギの茎に出来た白い綿状の塊の中にも、春を待つ幼い命が眠っています。
蠅の一種・ヨモギワタタマバエが作ったヨモギクキワタフシと言う虫瘤です。
暖かそうなこの綿は、産卵された事に対しヨモギ自身が異常反応して生成した物。
ベビーベッドを他人に作らせる。何と言うちゃっかりスタイルか・・
※12/23に都内で撮影