最も寂しい時期に ― 2014/01/05 22:15
一年の内で最も寂しい時期の到来を告げています。 春を待ちこがれる自然にとって、今はじーっと我慢の時。
樹木の冬芽の形がその事を如実に物語っています。
これはヤマハゼの冬芽。固く閉じた姿でつのる寒さに耐えようとしています。 ネコヤナギの冬芽。但しずーっとこの形のままで春を迎える訳でありません。
やげてこの芽が割れて、ふかふかの毛に覆われた芽の本体が顔を覗かせます。
なるほどと納得出来る暖かそうなその姿。中々巧妙な変身を遂げる冬芽です。 ますます手持ち無沙汰になって来た自然観察散歩。
僅かな被写体を求めてうろうろと歩き回るスタイルになってしまいます。
そんな私の今日のお伴はこのノラ。始めから終わり迄ずーっとついてきました。
目線が下向きなのは、カメラのストラップにじゃれつこうとしているから。
柔らかく綺麗な毛並みで、ノラにしとくのが惜しいなぁと・・
※1/5に都内で撮影