冬芽にも個性が ― 2014/01/19 22:09
青空をバックに白々とした丸裸の冬姿を晒していました。
身軽になって寒さに耐える。深い冬の眠りのさなかの様に思えるのですが・・ 近づいてみると、硬く閉じた冬芽が、どの枝にもびっしり。
鋭く尖ったその姿は、冬の寒さに負けるかと言う意思を表している様です。 紅葉の鮮やかさをそのまま受け継いでいるのが、イロハモミジの冬芽。
青空に映える紅色です。
それぞれの木の個性が、冬芽の姿にも表れている様に感じます。 タマネギみたいな形のこれはハナミズキの花芽。
ひょうきん派の冬芽か。水草の綿毛のおまけ付きなので余計にそう見えるのかも。
この芽がぱかっと割れて、踊る様な形の花が顔を覗かせるのは風薫る頃。
まだまだうんざりする様な長い時間が必要です。
※1/19に都内で撮影