真っ先に開く2014/01/07 21:41

真っ先に開く
花咲く春を待ちこがれる気持ちに、毎年真っ先に応えてくれるウメの花。
今年も陽当たりのいい場所でぽつぽつと開き始めていました。
これはほんのりとした紅色。一寸遠慮気味ですが、頑張って開いています。
膨らんだ蕾
周囲の蕾も、早く咲きたくて、うずうずしている感じ。
寒さに強い花を目にすると、寒さに負けちゃいられない気持ちになります。
白梅
紅梅よりも白梅の方が香りの点では優っていますが、流石にまだ時期尚早。
周囲の蕾が一斉に花開く頃には、甘い香りを楽しめる筈です。

※1/7に都内で撮影

にらみ合い2014/01/08 20:37

にらみ合い
ノラ達の縄張り意識はかなりのもの。
気に食わない者同士が鉢合わせすると、こんな光景が・・
お互いに一歩も引かない険悪な雰囲気が漂います。
ここは俺の場所だ
手前のトラはこの目つき。この場所は絶対譲らないぞの構え。
負けてなるものか
対するクロも目つきの悪さじゃ決して負けていません。
まぁまぁこの場は穏便にとは中々行かない様です。

※本日撮影の画像ではありません(1/7に都内で撮影)

実っているけど2014/01/09 20:31

実っているけど
所用が重なり、観察散歩はお休み続きなので、最近撮影した画像から3枚。
▲今年の正月を象徴する澄んだ青空をバックにしたプラタナスの実。
枝もたわわにと言った感じの盛大な実り方で目をひきます。
さて、まん丸なこの実のお味は?って興味が湧く所ですが・・
プラタナスの実
残念ながら、甘くもなく、辛くもなく・・
これは地上に落ちた状態。バラバラに砕けて、元の形の面影は全くありません。
よく見ると綿毛を持つ種子の集合体である事が確認出来ます。
果肉があって種があってと言う多くの木の実の構造とは全く違う訳。
沢山実っているのに、小鳥たちが集まらない理由はこれなんですね。
カラスウリの実
これは、今の時期に多く見かけるしなびたキカラスウリの実。
カラスと言う名前から、カラス達の好物かと思えるけど、目撃例は無し。
枯れた蔓から吊り下がり寒風に揺れる様は、冬の侘しさの象徴とも言えそうです。

※本日撮影の画像ではありません(1/6に都内で撮影)

春の先駆けが・・2014/01/10 20:19

春の先駆けが・・
昨日に引き続き、最近撮影の画像から3枚。
▲いよいよ極寒の時期に入った感じですが、目を凝らせば春の先駆けもちらほら。
これはホトケノザ。春を待ちわびる気持ちをそのまま表している様な形です。
オオイヌノフグリ
揃って太陽に向かい、フルオープンだったのはオオイヌノフグリ。
甘い蜜がたっぷりだよと昆虫を誘っている様ですが、訪問客はゼロ。
一日花とも言われます。このまま空しく散るしかないのでしょうか。
コアオカスミカメ
この日やっと出会えた昆虫がこれ。花壇の花にひっそりと止まっていました。
カメムシの仲間、コアオカスミカメ。
よく目を凝らさないと、そこに居る事さえ認識出来ない程に存在感が希薄です。
手応えのある昆虫との出会いは、当分無理なのかなと諦めの気持ちが・・

※本日撮影の画像ではありません(1/7に都内で撮影)

赤い木の頃2014/01/11 21:34

赤い木の頃
これは私が感じる真冬の風物詩のひとつ。赤く染まった冬木立の枝です。
空気を暖める力を失った陽射しを受けて、今日も鮮やかに色づいていました。
水面を埋めるガマの穂綿
氷の破片を思わせる物が池の水面を埋め尽くしていました。
正体はこの池に繁茂するガマの穂綿です。
次世代に生をつなぐた為、これだけ大量の種子をまき散らした訳ですね。
その生命力、繁殖力の旺盛さにはただただ感心するばかり。
オオカマキリの卵鞘
随分遅く迄紅葉を楽しませてくれたユキヤナギの木も、今はこの状態。
多くの葉に隠されていたオオカマキリの卵鞘も、剥き出しの状態になっていました。
野鳥の目に止まらずに、無事誕生の時を迎えられるのか?・・
春を待ちわびる新しい生命にとっては、いよいよ試練の時に入った様です。
フタホシヒラタアブ
お目当ての ”生きた昆虫” 探索の結果は?・・予測どおりさっぱりでした。
わずかに手応えを感じたのは、このフタホシヒラタアブ。
花壇の仕切りロープに止まって日向ぼっこをしていました。
地味な昆虫だけど、出会えればやはり嬉しい。