梅雨晴れの日に2014/06/10 21:10

梅雨晴れの日に
梅雨空が一休み。強い陽射しが照りつける一日となりました。
水分を多く含んだ泥地では、蝶達が真夏に見せる定番行為を多く目にしました。
口吻を泥面に伸ばしての吸水。失ったミネラル分を補給する為の行動です。
このアオスジアゲハも活発な動きをする蝶。何度も降り立っていました。
ハラビロカマキリの幼虫
強い陽射しを苦にせず、クズの葉の上で身構えていたのはハラビロカマキリ幼虫。
誕生後間もないと思えるのですが、ファイティングポーズは既に一丁前。
後はいかに巧く鎌を振りかざして獲物をキャッチ出来るかですね。
睨まれた
ちょっとからかい気分で前に廻り込んでみました。
その結果がこの表情。きつい目つきで睨まれてしまいました。
”邪魔なおっさんやなぁ”
アカボシゴマダラ幼虫
陽射しを避け逃げこんが木陰で目にしたのはアカボシゴマダラの幼虫。
止まっているのは食草でもあるエノキの葉です。
いわば、ゆりかご兼育児食って言う訳。早く大きくなろうと盛大に食います。
命を落とした幼虫
しかし全ての幼虫が無事羽化までたどり着ける訳ではありません。
同じエノキの木の別の葉で目にした光景がこれ。
脱皮殻ではなくて、何らかの外敵に襲われて命を落とした幼虫と思われます。
人為的放蝶で数を増した蝶らしく、私的には好感を持てない蝶ですが、これは悲しい。

※6/10に都内で撮影