梅雨明けを象徴するのは2014/07/22 20:57

梅雨明けを象徴するのは
関東の梅雨明け。その発表が素直に納得出来る感じの空が広がりました。
気温も軽く30度超え。
はっきりけじめを付けて季節が一歩進んだ事を実感させられました。
アブラゼミ
梅雨明けを象徴するのは、空の表情だけではありません。
セミ達の合唱の音量も、昨日迄に比べ、格段にアップした感じです。
先に登場していたニイニイの存在感を打ち消す様なアブラやミンミンの声。
一時も途切れる事なく続いていました。
※画像はアブラゼミ
アブラゼミの翅に注目
アブラゼミは、世界的に見るとかなり珍しい種類のセミとされています。
その理由は、翅全体が不透明である事。
その翅をじっくり観察してみると、見事な迄にシンメトリー。
正に芸術品と呼びたくなる様なこの翅を気軽に観察出来るなんて・・
有り難く思わないといけないのかも・・
アオドウガネ
セミの声が高く響く木立の下の草地。
陽射しを避けて葉っぱに止まっていたのは、アオドウガネでした。
昼間に見かける姿は殆ど例外なくこんな感じ。
セミの声が鎮まる頃に起きだして活動を始める夜行性の甲虫です。
アオドウガネ
ぐっすり寝込んでいるのをいい事に、前に廻り込んで接写しました。
つぶらな瞳がぱっちり・・とは言っても熟睡中なので何も見えていない筈。
さてこの夜更かし昆虫が、昼間に見る夢は?・・

※7/22に都内で撮影