救いのワンポイントマーク ― 2014/12/06 19:32
葉を落とし尽くした冬木立ちの上に広がっていました。
12月に入り、真冬に向けての季節の歩みが一気に加速した気がします。 過ぎ去った秋の名残とも言える紅葉。そのフィナーレを飾るのがカエデの葉。
寒空との対比で目にする事が多いので、その鮮やかさが一層際立ちます。
しかしこの彩りを楽しめるのも、残り後僅かと思えます。 緑色が衰退し、黄褐色に塗り替えられつつある草むら。
昆虫達の小さな命を育む力は、すでに残されていない様に思えます。
そんな中でも頻繁に目撃出来るのがテントウムシの仲間達。
特にこのナナホシテントウの数が多い。
寂しさがつのる時期だけにこれに出会うとほっとします。
まさに救いのワンポイントマークと言えそうです。
※12/6に都内で撮影