葉っぱの代役2014/12/19 21:32

葉っぱの代役
冬木立ちの寂しさをまぎらしてくれるのが、最も身近な野鳥・ズズメの集団。
丸裸になった木の枝に止まり、葉っぱの代役を務めています。
スズメ語はわかりませんが、チュンチュク、チュンチュク非常にやかましい。
ふくら雀
ここに来ての寒気の強まりを受け、体の膨らみ具合がより一層顕著になりました。
冬のスズメを表すふくら雀って言う言葉が正にぴったり。
陽射しのある日中でもこれだから、陽が沈んだ後は更にぷっくりでしょうね。
イラガの繭
丸裸の木も、良く目を凝らしてみると、様々な発見があります。
枝に引っ付いていた卵形のこれは、昆虫の越冬形態のひとつ・繭です。
形から推測すると、刺されると猛烈に痛いイラガの幼虫が潜む繭でしょうか。
またの名をスズメのショウベンタゴ(雀の小便担桶)。
スズメにとってはとんだ濡れ衣。あんなケチな物にするかい・・

※12/19に都内で撮影