高原で蝶に出会う(?)2015/05/04 20:44

高原で蝶に出会う(?)
連休中は、行楽地に向かう高速道の渋滞が話題になりますが、私は全く蚊帳の外。
事情により遠くへ行きたい願望は封印中。専ら自宅近くでの自然観察に留めています。
しかし今の時期は、すぐそこでも、こんな風景に出会えるから嬉しい。
目にしみる新緑のパワーに圧倒される感じ。いわば擬似的な高原旅行をした気分に・・
高原の林にて(?)
高原の林にいた綺麗な蝶・・ではなくて、近所のクヌギにいたアカボシゴマダラです。
単なる翅休めの様にも見えますが、そうではなくて、この木に来た本当の目的は・・
アカボシゴマダラの白化個体
ずばりこれ。幹から浸み出す樹液の摂取でした。
常連客である甲虫達(コアオハナムグリやシロテンハナムグリ)に混じって摂取中。
5/3の記事に載せたオオスズメバチの様に、甲虫達と争う事もなく、至って平穏。
長い口吻(ストロー)を持っているので、甲虫の邪魔をせずに樹液を吸えるんですね。
所でこの個体、アカボシゴマダラの特徴でもある赤い斑紋がどこにも見当たりません。
調べた所、関東に分布する亜種で春に羽化する物はこの様に白化する事があるらしい。
私の感覚では、どぎつくなくて、中々いけるじゃん、なんですが・・

※5/4に都内で撮影