お馴染みさんと新顔と2015/05/10 20:26

葉っぱの先のナナホシテントウ
冬の間も、陽溜りで日光浴する姿を、ちょくちょく見かけたナナホシテントウ。
いよいよ草の繁みの中で、活発に動き回る時期を迎えました。
これは葉っぱの先端にいた一匹。向こう側の草をじーっと見つめているみたい。
さて、この後とる行動といえば当然・・
いざ離陸へ
推測どおり、大きく翅を開いて、いざ離陸へ・・
目指すは、餌となるアブラムシがいっぱい居そうなあっちの草か・・
やっぱヤメタ
・・と思ったら、くるりと方向転換。すたすたと下方への移動を開始しました。
草の繁茂が進むと共に、草にたかるアブラムシの数も急激に増加しています。
ナナホシにとっては、どの草にしようか、目移りが激しい毎日の様です。
餌獲りに苦労した冬の日々に比べて、何とも贅沢な悩みでしょうね。
ショウジョウトンボ・未成熟個体
ナナホシテントウは、この観察地では、毎度毎度のお馴染みさん。
一方、この黄色いトンボは、私にとっての嬉しい今季初遭遇です。
真夏の水辺の定番キャストとも言えるショウジョウトンボの未成熟個体。
全身真っ赤に染まった雄の姿を、水辺で目にするのもそう先の事ではない筈です。

※5/10に都内で撮影