葉っぱにて2015/05/18 20:55

葉っぱにて
草木の葉の緑が目に眩しく映る頃。眺めているだけで、気分爽快になります。
その緑を見て、気分爽快ではなく食欲ギンギンになるのが、葉っぱを食す虫達。
大小様々、続々と顔見世をしています。
ヨモギの葉に止まっていたのは、アイノカツオゾウムシ。
ゾウムシの仲間は、長い鼻を持つ物が多いのですが、この種はそれが特に顕著。
まさに昆虫界のシラノ・ド・ベルジュラックって言う感じ。
キボシツツハムシ
同じく葉っぱを食すハムシの仲間は、色・形ともバリエーション豊富。
これはキボシツツハムシ。ちょっと見にはテントウムシの仲間の様にも見えます。
鳥達に、自分の不味さを誇示する為に、わざと派手な模様を身に纏うテントウムシ。
その護身法を模倣している様にも思えます。本当に不味いかどうかは?・・
アシナガオトシブミ
葉っぱの上を歩くウイスキーボトルって言う風情なのは、アシナガオトシブミ。
木の葉を丸く巻いて、揺りかごを作り、中で幼虫を発育させる習性を持ちます。
今の時期の若葉は、揺りかご作りに最適な柔らかさを持っている筈。
葉っぱが硬くならない内に、くるくるって言う事で、大忙しの日々でしょうか。

※5/18と5/17に都内で撮影

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