ちょっと痺れた2015/06/22 21:58

ちょっと痺れた
木立の下、公園のフェンスを乗り越えようとした私の目に飛び込んで来たのがこれ。
フェンスを支える丸太の支柱に止まり、ぐっすりお昼寝中の光輝く甲虫でした。
リュウキュウツヤハナムグリ
木漏れ陽のライティング効果も加わって、うっとりする様な輝きを見せていました。
その名はリュウキュウツヤハナムグリ。
奄美諸島から何らかの理由で本土に侵入し、湾岸部から内陸へ分布を拡大中らしい。
いい事なのか悪い事なのか疑問ですが、この艶の見事さには一寸痺れました。
モモズズメの芋虫
痺れたと言えば、スズメガの一種・モモズズメの芋虫のカラーリングにもちょっぴり。
黄色をバックに赤い模様が点々と・・何だかやたらオモチャっぽい。
これだけ派手で、存在感たっぷりだと、外敵に狙われやすい様にも思えるのですが・・
宿敵・小鳥達もびっくりして、近寄らないのかもね。
アワダチソウグンバイ
存在感たっぷりの甲虫や幼虫がいる一方、存在感殆どなしの昆虫も多数。
セイタカアワダチソウの葉っぱでみたこれも、そんな類のうちのひとつ。
アワダチソウグンバイ。葉脈の大きさと比較してもいかに小さいかが判ります。
名前の由来は、アワダチソウに付く軍配みたいな形の虫だから。
良く見れば確かにそんな感じもしますが、何しろこの色、この小ささです。
興味を持たなければ、葉っぱの上のゴミとして、見過ごされるのは確実です。

※6/22に都内で撮影