夏・真昼どき2015/07/22 21:01

夏・真昼どき
まさに夏の気満ちる頃。
旺盛な生命力を見せるクズの葉の繁みの上、ピーカンの夏空がひろがっていました。
セスジツユムシの幼虫
容赦なく照りつける陽射しを受け、セスジツユムシ幼虫の影がくっきり。
早くこの影みたいに大きくならなければ・・
その為には、少しきついけど、この陽射しの力が必要?。
決して日陰に逃げ込もうとはしませんでした。
ハラビロカマキリ幼虫
シルエットになっているのは、ハラビロカマキリの幼虫。
陽射しの強い時間帯は、こうして日陰に隠れるのがベストと言う方針らしい。
いま木立では、うんざりする程沢山のセミ達が生息して、大合唱を繰り広げています。
しかし成虫まで後もう一歩の今の時期は、残念ながらそれらを襲う能力は無いみたい。
セミ達にとっては、もっけの幸いと言ったところ。
小さな赤い蜘蛛
セミを除く昆虫達の動きが、どうしても緩慢になる夏の真昼どき。
しかし、細々とですが、活動を止めない小さな命の存在を目にする事が出来ます。
これは、エノキの葉から葉へ、細い糸を掛け渡し中の小さな赤い蜘蛛。
ひと時も休まず、作業に集中していました。
昆虫狙いのカメラマンとしては、どうしても好意を持つ事ができない蜘蛛の仲間達。
しかし、こんな姿を目にすると、思わず、けなげで感心だなぁと・・

※7/22に都内で撮影
※OM-D E-M1 with LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm Macro