夏木立のデカブツ ― 2015/07/31 22:25
遠く過ぎ去った春の草むらで産声をあげたヤブキリ。
時を経て、この様な威圧感さえ漂う姿に変貌しました。 幼虫時には草むらで暮らしていますが、成長に伴って樹上に生活の場を移します。
この個体も、慣れた仕草で、ぐんぐん上方に昇って行きました。
成虫時の食性は、本家キリギリス同様肉食性がメイン。
今樹上にはおびただしい数のセミ達が生息しています。もしかするとそれ狙い?。 幼虫時の姿がこれ。タンポポの花弁を夢中でかじるチビ。
外敵の攻撃を逃れ、何度かの脱皮を経て、今の姿への変身を果たしたと言う訳。
昆虫の世界もいよいよ成熟の時に入った事を実感しました。
※7/31に都内で撮影(幼虫は3/29に撮影)