小さいのを見つける2015/08/23 20:58

小さいのを見つける
強烈な真夏の陽射しの下では、とんと見かける事がなかった小さな昆虫たち。
8月も終盤に入り、ぼちぼちその姿を見せ始めました。
例えば、イタドリの葉っぱで見かけたこれ。
風に飛ばされて来た草の種か破片かなと思ったのですが、一応確認を・・
ミドリグンバイウンカ
凝視してみたら、この通り。
ちゃんと目もある、透けた翅もある。まるでセミのミニチュアみたいな昆虫でした。
その名はミドリグンバイウンカ。体長5ミリにも満たない小ささです。
顔つき等、結構個性的な容姿を持っている様ですが、今日はその探求迄には至らず。
次回の出会いではぜひ・・でも小さすぎて、見つけるのがかなり難しいかな。
尺取り虫硬直
蛾の仲間の幼虫・いわゆる尺取り虫との出会いも、ここのところ増えて来ました。
面白いのはその動作。
こちらに気づく前は、例のクネクネを繰り返していますが、気づいた途端にこう。
ピーンと硬直して、”虫じゃないよ、草の一部だよ” って言う感じに変身します。
良く見りゃ不自然でバレバレなんですけどね。
アオドウガネ昼寝中
小さな虫たちの観察も楽しいのですが、邪魔なのは、残暑をもたらす強い陽射し。
まだ暫くおさまりそうにありません。
で、こういう時は、ノコノコほっつき歩かない方がいいよって言う模範がこれ。
日陰になる場所にいたアオドウガネ。
昼間はこうしてじっとしているのが、この甲虫のライフスタイルです。
つぶらな瞳がパッチリですが、完全に眠りこけています。

※8/23に都内で撮影