依然目撃可能2015/11/20 21:27

依然目撃可能
日ごとに寂しさが増す草むら。
動くものとの出会いが希少体験になる日も間近と思われます。
そんな今、割と頻繁に目にするのがこれ。キリギリスの一種ホシササキリです。
結構猛者もいるキリギリスの仲間内では、特に小形で細身で、弱々しい感じ。
でも、この手の頼りなさそうな物の方が、意外と生命力ありと言う所が面白い。
しかし、果たしていつ迄?って言う段階に入った事は間違いありません。
キイロテントウ
カラカラに乾いたキクイモの枯葉でも動く物を発見!。
背中のレモンイエローが目立つキイロテントウでした。
植物に付くうどん粉病菌を退治する、生物農薬とも言える頼もしい種。
こんなに枯れ果てた葉っぱでも、悪玉菌はまだ残存しているらしい。
ターゲットを求めて、葉や茎の上を行ったり来たりしていました。
成虫での越冬も可能な種。植物とってはこの先も頼りになる存在であり続けます。
アカボシゴマダラ幼虫の顔面
今日も結構多く目にしたアカボシゴマダラ(蝶)の幼虫。
食草であるエノキの葉の落葉に伴い、地上に降りて越冬態勢に入る筈。
ちょっぴり可愛らしい(??)この顔も、そろそろ見納めかなと言う事で一枚。

※11/20と11/19に都内で撮影(キイロテントウのみ11/19)