咲きたくてウズウズ2016/02/01 19:51

咲きたくてウズウズ
幾ら暖冬傾向とは言え、季節のめりはりはきっちりついている感じです。
二月初日は、典型的な厳冬期の空模様に・・
重苦しい鉛色の空の下、しんしんとした冷え込みに身が震える思いがしました。
そんな中、けなげな姿を見せていたのは、早咲きの桜・カワヅザクラのつぼみ。
花の色が窺える程の膨らみ様。”早く咲きたくてウズウズ” って言う段階でしょうか。
ノイバラの若芽開く
ノイバラの細枝でも、”寒さ何するものぞ!” って言う感じの物がバサッと・・
こう言うのを目にすると、こちらもそんな気になってしまいますね。
とは言え、無理は禁物。風邪だけはひき込みたくないなぁと・・

※2/1(サクラ)と1/31(ノイバラ)に都内で撮影

狙いどおり2016/02/02 21:47

狙いどおり
春はまだずーっと先って言う感じですが、地表スレスレに目を落として見ると・・
陽射しが豊かな日限定ですが、早くもこんな光景を目にする事が出来ます。
野の花の中でも、毎年一番乗りって言う感じで顔見せをするオオイヌノフグリの花。
これ迄はぽつんと一輪だけの姿ばかりでしたが、こんな風に揃い咲きする光景も・・
オオイヌノフグリの花で日向ぼっこ?
そんな花のひとつに止まっていた赤い体色を持つハチ。
お尻に細い針が確認出来ますので、寄生蜂・ヒメバチの仲間と思われます。
ちょうどいい具合の日向ぼっこ場所を見つけて、ヌクヌク気分を満喫中?・・
ヒメバチの一種(推定)
ではなくて、ここに来た目的はズバリこれ。甘い蜜をご馳走になろうと言うわけ。
成虫で越冬する種なので、好天の日には、こうして早咲きの花巡りをしているらしい。
この花の青紫色は、枯野の中では、昆虫たちの目を一際惹き付ける筈です。
花にとってはまさに狙い通り。”花粉を沢山運んで行ってね” って囁いているかも・・

※2/2に都内で撮影
LUMIX GM5/LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/f2.8

視線を上げ下げ2016/02/03 20:50

視線を上げ下げ
被写体探しに苦労する冬枯れの野では、視線を頻繁に上げ下げする必要があります。
視線上げの目的の一つがこれ。樹上性カマキリ・ハラビロカマキリの卵鞘探しです。
画像ほぼ中央に目標物が写っています。それにしても随分高い場所だなぁ・・
産卵時期に、この細枝をエッチラオッチラ登っていった親虫の苦労が偲ばれます。
ハラビロカマキリの卵鞘
孵化の時期には、この卵鞘から生まれた幼虫達が揃って枝下りを始める筈。
登りで終わり下りで始まる。高低差がハラビロカマキリの一生の図式なんですね。
ハリエンジュの葉痕・その1
”視線を上に” だけでは首が疲れるので、下に落として、目の前の枝に注目。
結果、鋭いトゲを持つハリエンジュの幼木で、こんな面白い顔に出会えました。
ズバリ今年の干支を象徴する顔にご対面と言う感じ。
ツノの生えたお猿さんって言うのが、かなりユニークかな・・
ハリエンジュの葉痕・その2
お猿さんの顔が現れるのは、葉を落とした後にで出来る葉痕部分です。
それぞれが微妙に違う顔相を見せてくれるので、結構楽しめます。
面白いので、つい夢中になって近づき過ぎると、鋭いトゲでチクリと・・
その点だけは要注意!。

※2/3に都内で撮影

さすが立春・・?2016/02/04 20:36

さすが立春・・?
春を待ち望む気持ちからか、目にする物の一寸した変化にも心躍らせてしまいます。
例えば水辺でみたこの光景。水面にきらめく光が春到来を感じさせるなぁと・・
水草が枯れて出来た隙間に、冬の陽射しが注いでいるだけかも知れないのですが・・
タンポポ、一輪だけ
枯れ草が敷き詰められた地表で、春を先取りする物を発見!。
一輪だけですが、フルオープンで、陽射しを浴びていたタンポポ。
ここにも春の気配が濃厚に・・って言うのは、さすがにひいき目過ぎますね。
フタホシヒラタアブ
私の目を惹く位だから、越冬中の昆虫たちの目にとまらない筈がありません。
やって来たのは、蜜大好き昆虫のひとつ・フタホシヒラタアブ。
”ありがとね。お腹ペコペコで、ほんと困ってたんだわ” って言う感じ?・・
ナナホシテントウ
太い木の切り株の上では、ナナホシテントウがジョギング中。
この様なゴツゴツとした切り株は、この種の越冬場所としては最適な場所の筈です。
陽射しの明るさに誘われて、木肌の窪みから這い出して、餌探しを始めたらしい。
今日は立春。こんな姿を日常的に目に出来る時期も、すぐそこならいいのですが・・

※2/4に都内で撮影

スズメ思いの(?)・・2016/02/05 21:21

スズメ思いの(?)・・
昆虫の越冬形態の一つとして挙げられるが繭(マユ)に篭る方法です。
これは、木の枝や幹で良く見かけるイラガ(蛾)の繭。
但しこれは越冬中ではなくて、無事越冬を終えて幼虫が誕生した後に残る残骸です。
頂部にぼっかり大きな穴をあけて、幼虫が這い出して行ったと言う訳。
この形から連想して付いた俗名が、雀の小便担桶(スズメノショウベンタゴ)。
発想としては面白いけど、いくら何でも、スズメがこんなのにションするかねぇ・・
イラガの繭
これは以前から注目している、ハンノキの枝に付いているイラガの繭。
無事越冬を終えれば、頂部にスズメの為の用足し穴が空く筈なんですが・・
誰の仕業か?
世の中そんなに甘くはないよと言う実例がこれ。
側面にメチャクチャに壊された穴が空いています。こんなのを目にする事も度々です。
こんなに乱暴な穴あけは、スズメ思いの(?)幼虫の仕業とは到底思えません。
中に潜む幼虫を狙って、何者かが行った狼藉の跡と思われます。
野鳥?、寄生蜂?、あるいは幼虫が釣り餌に最適な事を知っている人間?・・
綺麗な卵形が目を惹くだけに、こう言う被害に遭う危険性は極めて高い筈。
さて、ハンノキに付いたあの繭は、無事難を逃れる事が出来るのでしょうか。

※本日撮影の画像ではありません(2/4と2/3に都内で撮影)