頼り甲斐のある・・ ― 2016/02/06 21:34
例えばこれ。太い幹に出来た窪みに身を潜ませるカタツムリです。
少し不明瞭ですが、その下には白い綿状物質にくるまった蜘蛛の卵も確認出来ます。
この窪みはかなり深いので、北風の直撃を避ける効果も期待できる筈。
春が来るまでの就寝場所としては、まさに理想的な環境と言えそうです。 眠っているものばかりでないところが、冬の自然の奥深さ。
木の幹のじっくり観察では、活動中の昆虫に出会う事も度々です。
今日の出会いは、ユニークな背模様を持つヒメホシカメムシでした。
動きはノロノロでしたが、クスノキの幹のゴツゴツの木肌をうまく伝って歩行中。
餌探しと言うより、眠ってばかりじゃ、身体が鈍るからねって言う事かも・・
頼り甲斐のある太い樹木は、就寝場所としてだけでなく運動場としても好適らしい。
さて、次はどんなのに出会えるかな?・・
※2/6に都内で撮影