天と地に2016/05/14 21:11

天と地に
五月晴れ(さつきばれ)と言う言葉は、本来梅雨時の晴れ間を指すらしい。
しかし、梅雨入り前に広がる爽快な青空の方が、語感的にはピタリの様な気が・・
そんな気分的五月晴れの空を横切って行ったのは、白と黒の配色がシックな蝶でした。
余りに遠くて小さいので確実ではありませんが、ゴマダラチョウじゃないかと・・
樹々の幹からしみだす樹液を好む蝶。今年もいよいよその時期に入った様です。
ショウジョウトンボのオス
天には軽快に飛ぶ蝶。数を増やし始めたトンボも同様と思いたくなりますが・・
実態はこの通り。地にトンボと言う光景を割と多く目にします。
これは草刈りが済んだ草地で翅休めするショウジョウトンボのオス。
真っ赤な体色は既に完全な成熟状態に至った証明です。
こうして地べたスレスレで目を凝らしつつ、メスの出現を待っているのかも・・
でも、たまには飛び上がった方が、出会いの機会が増えるんじゃないかなぁ。

※5/14に都内で撮影