真夏の主役達が・・2016/05/25 20:17

真夏の主役達が・・
真夏の主役達も続々と顔見せ、昆虫世界がますます賑やかになって来ました。
これは、樹木の幹に出来る樹液酒場の常連・アカボシゴマダラ(春型)です。
今日の様子は、木立の中を、せわしなく行ったり来たり・・
樹液を求めてやって来たのかなと思ったのですが、まだ時期的に早過ぎる様な・・
結果はその通り、飛翔の目的は樹液を求めてではなくて、産卵場所の探索でした。
止まったのは幼虫の食草となるエノキの幹。そこにお尻を付けて産卵開始!。
樹液を吸うのはクヌギやタブノキ、産卵するのはエノキ。
様々な木が混在する木立の中でも、識別はしっかり出来ているんですね。偉い!。
ベニイトトンボのオス
ベニイトトンボのオスがクズの葉に止まっていました。
赤いイトトンボと言えば、アジアイトトンボの未成熟個体と言うのがこれ迄の通念。
でも、この先は、より鮮やかな紅色を持つこちらが主役の座を占めて行きます。
地域限定とされるこの種。今年も順調に誕生中の様で一安心。
オオシオカラトンボ(雌)の未成熟個体
水辺から離れた草地で目にしたのは、オオシオカラトンボの未成熟個体(雌)でした。
シオカラトンボ、オオシオカラトンボとも、水辺の夏を象徴するシンボル的存在です。
本来の活動ステージへの移動は、もう少し先の事?。
確かに季節は真夏に一直線ではなくて、嫌な梅雨が控えているんですよね。
憂鬱だなぁ・・

※5/25に都内で撮影