ウジャウジャは・・2016/05/28 20:02

ウジャウジャは・・
ここの所、推移が気になって観察を続けているハラビロカマキリの卵鞘。
5/22と5/24の記事にもその様子を掲載していますが、今日は正に激変でした。
卵鞘の周囲に、ウジャウジャと群がる孵化して間もない幼虫たち。
天気か好転し、気温も上がった今日は、まさに孵化ラッシュとなった様です。
孵化直後のハラビロカマキリ幼虫
孵化直後は卵鞘から垂れ下がった糸につながっていますが、すぐにこの様に独立。
卵鞘が産みつけられた小枝を伝って、方々に散って行きます。
兄弟の姿を間近に確認し合うのも、このわずかな時間の内だけ。
この先、それぞれが自分の力だけを頼りに、生き抜いて行かなくてはなりません。
見方によっては少し不気味なこの幼虫ですが、頑張れよと声を掛けたい気分に・・
さてこの黒い塊は?・・
ウジャウジャしてるのが苦手な人は、こんな光景を目にしても近寄らないのが得策。
何故かと言えば・・
まさに蜘蛛の子を散らす
黒い塊が一瞬にしてこうなります。黒い塊に見えたのは、クモの幼体の集団でした。
葉っぱを少し揺らしただけで、この様にウジャウジャの蜘蛛の子を散らした状態に・・
私自身もこの手の光景は苦手なんですが、慌てぶりが面白いので、ついちょこんと・・
網を張る小さな蜘蛛
この様に単独で網を張る姿には、それなりの詩情さえ感じるんですけどね。
やっぱりウジャウジャはダメだなぁ・・

※5/28に都内で撮影