緑に育てられる2016/06/09 21:39

緑に育てられる
雨の恵みを受け、草木の緑が目覚ましい繁茂ぶりを見せる梅雨時。
そんな緑に育てられる感じの幼い生命が続々と誕生中です。
オンブバッタ幼虫もそのひとつ。
トンガリ帽子をかぶった森のコビトさんっていう趣きで草むらをピンピン。
うっかりすると見逃しそうな程の超小形ですが、目を凝らして見ると結構多数。
イナゴの幼虫
とんがったオンブバッタ幼虫に対し、イナゴの赤ちゃんはころっとした丸形です。
私の抱くイメージは、触覚の縞柄のせいもあり ”鬼の赤ちゃん”。
水辺のヨシ等イネ科植物の葉が大好物です。それらが一気に成長するのが今の時期。
今は岸辺の草地で飛び跳ねていますが、頃合いを見て”いざ水辺へ”ってなる筈。
シャクガの幼虫
イメージ的にかなり異質ですが、これも緑に育てられる幼い生命です。
草の若葉に、くねっと曲がって取り付いたシャクガの幼虫・俗称:尺取り虫。
今止まっている葉っぱや周囲の葉っぱの先端形状に注目です。
もともとは先尖りの葉っぱなんですが、先っぽがバサッと切り落とされています。
これら全てはおそらくこの芋虫の猛烈な食欲のなせる技だと思われます。
細い体で良く食うもんだなぁと感心してしまいます。

※本日撮影の画像ではありません(6/8に都内で撮影)

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