ダンシングクイーン ― 2016/06/13 21:02
関心を持って見つめてみると、梅雨時の草むらには驚く程多数が生存しています。
これはその中でも代表格のマダラアシナガバエ。
その名の通り細長い脚とメタリックな輝きを持つ青緑の体色が特徴です。
翅を持つので飛ぶ筈ですが、目にするのは長い脚を器用に使って移動する姿ばかり。
それがまた何とも優雅なモーションで、思わず見とれてしまいます。 これもまた超ミニサイズのハエ。細長い草の葉に止まっていました。
興味を惹いたのはそのアクション。
翅を震わせると共に、脚を小刻みに動かしていました。
まるで軽快なダンスを踊っているみたい。
正に草むらのダンシングクイーンって言う感じ。
不潔なイメージが先行して、”どうもなぁ” って思いがちはハエ。
でも中にはこんな面白いのもいるので、観察対象から外せません。
※本日撮影の画像ではありません(6/12と6/10に都内で撮影)