エノキの葉オンリーの・・2016/06/17 20:42

エノキの葉オンリーの・・
雑木林の樹下でよく目にするのが、エノキの幼木。
背丈も低く、木としての存在感は全然だけど、私にとっては要注目の存在です。
今日も、強い陽射しを避けて逃げ込んだ林間で、一本一本つぶさに観察を開始!。
程なく見つけたのがこれ。葉っぱに止まるアカボシゴマダラ(蝶)の幼虫でした。
近似種ゴマダラチョウ幼虫と同じく、食草はエノキの葉オンリーの偏食派です。
これは、じっと静止状態で、森の中の小さな怪獣って言う感じもしますが・・
アカボシゴマダラ幼虫の食いっぷり
”さぁ、葉っぱを食うぞぉ” ってなれば、この通り。
葉っぱの端から、ムシャムシャ、ムシャムシャ凄い勢いで食い進んで行きます。
アカボシゴマダラの幼虫
自分が止まっている葉を食べているので、ある程度食い進むと居場所がなくなります。
で、つぎ行ってみよう!って、小枝を伝って次の葉に移動開始の図。
ご覧の通り、結構肥満体なので、毎日食べる量も並大抵では済まない筈。
取り付かれたエノキの幼木にとっては、ほんと堪らんなぁ・・
アカボシゴマダラ幼虫の顔
大食漢の顔面ポートレートも一枚。
芋虫の顔のチャーミング度コンテストがもしあれば、かなりいい線いくかなぁ。

※6/17に都内で撮影