心情的梅雨明けの日の蜻蛉2016/06/26 20:45

心情的梅雨明けの日の蜻蛉
心情的には ”梅雨明けした” って言いたい位の爽快な空がひろがりました。
掛かる雲も陽射しを遮る効果はなく、まさに紫外線ギラギラ。
さて、そんな空の下、トンボたちはどうしてるかなと、見回して見たら・・
日陰のアキアカネ
昨日は相当数が確認出来たアキアカネですが、今日はざっと見るところさっぱり。
さては、高原をめざして、集団で旅立ったのかと思ったのですが・・
精査の結果、いる所にはいました。そこは、草むらの日陰ポイント。
クズのつるに止まるこれなんて、輝く草原を背景にくっきりとシルエット化。
”暑いのは苦手だよ” って言う素性をストレートに表している感じでした。
水辺のベニイトトンボ
旅の途中の(?)アキアカネは日陰に避難中。
一方、この地に定住しているベニイトトンボはこの通り。
強い陽射しを苦にもせず、同じ様なボーズで水辺の草に止まっていました。
両方ともオス。メスの登場をこうして待ち続けているんでしょうか。
恋の季節真っ只中。暑い暑いと日陰に逃げ込んでいる暇なんてないよって言う感じ。
チョウトンボの死骸
夏空を背景にして、チョウトンボの華麗な飛翔も活発に行われていました。
その一方、草むらの片隅ではこんな悲しい光景も・・
草の葉の上で目にした頭部と胴体が失われた死骸です。
こうなった理由は不明ですが、死してなお輝きを放ち続ける翅が何とも悲しい。
昆虫の季節は、いよいよこれからが本番。
こんな光景への遭遇は、出来るだけ先の事であって欲しい気持ちに・・

※6/26に都内で撮影