七夕に因み天牛を・・2016/07/07 22:34

七夕に因み天牛を・・
年に一度だけ、天の川を挟んで繰り広げられる切ないラブストーリー・七夕。
それに因み、こじつけですが、天の川の天と言う文字を冠する昆虫の画像を数枚。
中国名「天牛(てんぎゅう)」と呼ばれるカミキリムシです。
牛の角に似た長い触角を持つ事から、空駆ける牛と言うイメージに基づく命名らしい。
何ともロマンチックですが、実際の彼らは空を飛ぶより木にしがみつく生き方が主。
この木の幹にもそれを実践中のが一匹・・でも一体どこにって言う感じですが・・
要注目ポイントは、画像ほぼ中央です。
ナガゴマフカミキリ
より接近して、対象物が浮き出る角度で撮影したのがこれ。
木の幹の質感に巧みにとけ込む体色を持つナガゴマフカミキリでした。
夜行性のカミキリだそうで、昼間はこの様に固まっている事が多いらしい。
確かにこの地味色だと、外敵の目にとまる危険性はかなり低そうです。
天牛のシルエット
別の木の幹には別種と思われるものの姿が・・
一応、夜の天牛って言うイメージで一枚。
ヨツスジトラカミキリ
シルエットにならない場所に移動したので、早速一枚。
ナガゴマフカミキリとは正反対の派手派手さ。
その名はヨツスジトラカミキリ。いわゆるトラ柄ですね。
どうやら、他の昆虫にとっての脅威の存在・アシナガバチに擬態している様です。
こちらは昼行性。花の蜜などを吸う心優しい天牛らしい。
七夕は一日だけ。でも天牛たちの季節はこの先も長く続きます。楽しみです。

※7/7に都内で撮影

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