秋の木立で出会うもの2016/10/14 21:37

秋の木立で出会うもの
木立の中をトボトボ歩く秋の自然観察散歩では、十分な目配りが必要。
と言う訳は、最近頻繁に目にするこんな光景です。
細い糸で枝から吊り下がった超ミニサイズのイモムシが、風に吹かれてユラユラ。
そのいずれもが、周囲きの環境色に溶け込んで、見分けが非常に付きにくい。
これは、クネクネの動きが派手だったので、ヤバいって、避けて通りましたが・・
枝からぶらりの幼虫
こちらは、だらんと垂れていて大きな動きは無し。うっかり衝突の一歩手前でした。
今日目にした2匹はいずれも体に細い毛が密集していました。つまり毛虫ですね。
肌に触れた場合、腫れるかどうかは分かりませんが、注意するに越した事はない。
と言うより、いまこの状態と言う事は、この先サナギ化して越冬する構えかも・・
その生育の邪魔はしない方がいいなって言う理由もありますね。
サトクダマキモドキ
小さな毛虫観察だけじゃ手持ち無沙汰だなぁって思いながら歩いていたら・・
樹下の葉の上で、手応えのあるデカブツに遭遇!。
ツユムシ科のサトクダマキモドキ・メス。前のめりの姿勢でじーっとしていました。
以前、この種の幼虫を、この木立の中で目にしています。
あまり活発に動き回らない種の様なので、この木立で一生を過ごすのかも知れません。
生息期限は11月までとか。再遭遇の機会は残り僅かかも・・

※10/14に都内で撮影