迷惑なペアーに・・2016/11/14 21:09

迷惑なペアーに・・
昆虫の数も減り寂しさを増す野で、多く目にする様になるのがこの白いフワフワ。
樹木の細枝などに寄生するカイガラムシの仲間です。
虫は虫でも、動きはなし。同じ箇所に留まって、樹木の汁を吸い続けます。
もし、木に手があれば、あっち行けって振り払いたくなる様な厄介者に違いない。
しかし自然は何とも意地悪。この厄介者の味方をする者がいるから始末に負えません。
この日もその姿が・・それは画像にも数匹写っている小さなアリ達です。
アリが群がる理由は、カイガラムシが提供する甘い汁を吸う事。
その代償として、仰せつかっているのが、カイガラムシを襲う昆虫からのガード役。
タフなアリ達は冬の間も現役であり続けます。正に適任って言う事でしょうね。
樹々が新鮮な若葉を付けるのは大分先の事。迷惑なペアーに耐える日が長く続きます。

※本日撮影の画像ではありません(11/13に都内で撮影)