随分長い時間が・・ ― 2016/11/19 20:40
そんな環境に合わせる様な、渋い色合いのオオカマキリを見かけました。
このポーズのまま動かず。
時折降る雨に体が冷えきって、やる気を失ってしまったのかも知れません。 これは、4月23日に、若草が萌える草むらで目にした同種の幼虫です。
現在のどっしりとした体形からは想像できない程のヒョロヒョロさ。
とにかくこんなのが、そこいら中にウヨウヨ生息していました。
それから半年以上が経過。
厳しい生存競争を生き抜いたものだけが、今、草むらに・・
随分長い時間が流れたんだなぁと・・ やる気の失せた成虫を見かけた場所の近くで目にした同種の卵鞘です。
草の葉に隠れる様に、がっちりと産み付けられていました。
今季最大級のデカブツでした。来季誕生するヒョロヒョロがぎっしり詰まっていそう。
メスのカマキリ達にとっては、人生 否 虫生の一大命題を成就させる時期が今の筈。
それを成就した疲労でぐったりとなってしまうのは致し方ない事なのかも。
※11/19に都内で撮影(幼虫は、4/23に撮影し、同日記事に掲載した画像を引用)