嗜好の違い2017/04/26 19:32

嗜好の違い
旺盛な成長ぶりを見せる野草。そこで良く目にする光景がこれ。
黒く写っているのはアブラムシの一種です。
この様に群れて、葉や茎から液を吸い出し枯らしてしまう、いわば野草の敵。
それを退治してくれる頼もしいガード役が各種テントウムシ達の筈なんですが・・
この画像に登場したテントウは、アブラムシには全く関心を示さず、移動中。
その訳は嗜好の違いでした。これはムーアシロホシテントウと言う一寸変わり者の種。
この種の食事対象は、植物につく菌なんだとか・・
だからアブラムシには全然無関心だったんですね。
草としては、折角だからアブラムシも食べて行ってよって言う気持ちかも・・
ダンダラテントウ
そんな草にも、すぐ救いの神が現れるのが、賑やかさを増す昆虫界ならではの流れ。
同じ草にやって来たのは、このダンダラテントウでした。
こちらはアブラムシグルメの肉食性テントウです。
この後、目を覆いたくなる様な殺戮シーンが繰り広げられた筈。
でも、私としては、あまり好ましいシーンではないので、あえて省略!・・
(野草はギシギシ)

※4/26に都内で撮影