梅雨のその先に・・2017/05/21 19:57

梅雨のその先に・・
陽射しの強さや気温の上昇などで、既に真夏到来の感じが濃厚ですが・・
それはまだちょっと気が早過ぎです。
季節の段取りから言えば、この先に待ち構えているのは、ムシムシジメジメの梅雨。
草むらでは、その訪れを待ちかねているカタツムリの姿がそこここに・・
大体木の幹などを這っている場合が多いのですが、これはスリムな草にぽつんと・・
少し冒険好きなカタツムリなのかもね・・
キリギリスの仲間の脱皮殻
カタツムリは、休憩場所に野の草を利用中。
いっぽうこれは脱皮する場所として、しっかりした草を利用した様です。
この形から推測して、キリギリスの仲間の脱皮殻と思われます。
ヤブキリのメス幼虫
さて、脱皮後はどんな姿に?・・
クズの葉の上にいたヤブキリ幼虫(メス)がその一例です。
依然、幼虫体形の延長線上ですが、かなりしっかりした感じになっていました。
眼力もだいぶ鋭くなったし、お尻には小さな産卵管も確認出来ます。
梅雨さらに真夏のその先、秋になってもその姿を確認出来る息の長い種。
この先も数度の脱皮を繰り返して、立派な成虫になって行く筈です。
せわしなく推移してゆく昆虫の世界ですが、これはかなり悠長な例かな?・・

※本日撮影の画像ではありません(5/20に都内で撮影)