葉っぱの受難が・・2017/05/22 20:48

葉っぱの受難が・・
5/18と19に掲載済みの、エノキの葉にいるアオスジアゲハ幼虫の今日の様子です。
若葉特有の赤色から緑色への変色過程にある葉。
幼虫も、その色に馴染む様な色変わりを進めていました。
アオスジアゲハ幼虫の顔
この世代の幼虫に出会うと、ついこのアングルの撮影をしたくなります。
頭部を正面から撮影した一枚。とぼけたオッサン顔って言う感じ。
呑気な顔をしていても、葉っぱに対する食欲は相変わらずです。
葉っぱが完全に緑色に変化すると、硬くなって食べづらい。
黄色味が残る今のうちに、たくさん食べておかなくちゃって言う事の様です。
取り憑かれた葉っぱの受難は、まだもう暫くの間続きそう。
キカラスウリの葉に食い痕が・・
これはエノキの樹下で目にした、別種の葉っぱの受難の様子です。
網目状の盛大な食い痕を付けられたのは、キカラスウリの葉っぱ。
誰がこんなひどい事をするの?って言う事ですが・・
キカラスウリの葉とトホシテントウ
その答えはすぐに見つかりました。
別の食い痕の近くで一休み中のトホシテントウです。
この構図から判断して、食い痕を付けた犯人(?)はこれで間違いありません。
テントウムシの殆どは肉食性で、害虫を退治する善玉ですが、これは真逆と言う訳。
とにかくカラスウリ系の葉が大好物。食う時には徹底的にって言うのが流儀みたい。
様々な葉が繁り始めた今、それぞれが受難の危険性に直面している訳ですね。

※5/22に都内で撮影